女子アスリートの前十字靭帯断裂とケガ対策



女子選手は、男性とは異なる骨格や、ホルモンバランスの違いから、男子選手に比べてACL損傷のリスクが4〜6倍高いとも言われる。そして着地時や反転時などの非接触型が7〜8割を占めており、バスケットボールやフットサル、バレーボールなど他競技でも女子選手に多くの症例が報告されている。


【女性に膝のケガが多い理由】
写真のように、骨盤から膝までの角度をQ-アングルといい、通常、男性よりも女性の方がこの角度は大きい。そのため、女性がジャンプする場合、膝が中に入りやすく、前十字靭帯を断裂する可能性は男性の7倍にもなる。それは男性と女性の骨の作りの違いに原因があり、女子選手は骨盤の幅が、膝のケガの起こしやすさに関わっている。



月経周期における体の変化

・たとえば月経周期を28日間で一つのサイクルと考えた時に、最も注意しなければいけないのが月経前の4日間(25日目〜28日目)で、この時期をPMS(月経前症候群)という。この時期には、反応速度の低下や神経と筋肉間の調整力低下、血糖値低下、体のむくみによる関節への負担増、有酸素機能の低下による筋力低下などが見られる=トレーニング負荷を減らすなどの対策が有効



バレーボールでもバスケットボールでも


前十字靭帯断裂の選手は本当に多くて。



筋肉のつき方や動き方の問題、


女性の骨格上の問題、


女性ホルモンの影響による反応速度の低下や感覚の鈍化など、



体の構造や女性の特徴など色々な側面を理解して、


ケガを防ぐことが大切になってきます。




どういう動き方が切れやすいか、


断裂を防ぐための動き方を習得していくこと、


そのための筋肉のつけ方、は


予防であってもリハビリであっても


最重要な知識であり、スキルです。





その人の持つ動きに必ずケガの種があります。




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